SDGsという言葉、最近少し静かになったように思います。
数年前は、名刺にも、資料にも、会社案内にも、
どこを見てもカラフルなアイコンがあり、
「つけていないと時代遅れなのかな?」
という空気すらあったように思います。
流行りの言葉で終わらせてしまうのは意味がないように思います。
ダンフーズの創業のきっかけは、
畑に捨てられていた野菜でした。
形が不揃い。
少し傷がある。
規格外という理由だけで、行き場を失った野菜。
「もったいないな。」
それが始まりです。
当時はもちろん、SDGsという言葉はありません。
国連の目標も、カラフルなロゴもありませんでした。
ただ、目の前の野菜を無駄にしたくなかった。
加工すれば活かせる。
形を変えれば価値は生まれる。
捨てられるはずだった野菜が、誰かの食卓に並ぶ。
それを愚直に続けてきただけです。
だから「SDGsに取り組んでいますか?」と聞かれると、少し戸惑います。
取り組む、というよりも、
創業からやってきたことが、あとから名前をもらった。
そんな感覚です。
流行は螺旋のように巡ります。
キーワードも変わります。
でも、畑で汗を流す農家さんの努力は変わりません。
SDGsは、社会貢献活動ではありません。
それは「経営の在り方」そのものだと考えています。
国産野菜へのこだわり。
産地との信頼関係。
地域経済への還元。
安心安全の追求。
これらはすべて、持続可能であるための選択です。
規格外野菜を活かすことは、
農家さんの努力を無駄にしないという意思表示でもあります。
ロゴを貼ることよりも、
野菜を一つでも無駄にしないこと。
その積み重ねの先にこそ、持続可能性がある。
私たちが目指すビジョンは、
“野菜をもっと身近に。”
その先にあるミッションが、
日本中のおいしい笑顔とありがとうで
”満たすを、つくる。” です。
創業の原点を忘れず、
これからも一歩ずつ、歩みを止めずに。
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